音楽CDを何枚も持ち歩くのは手間がかかるため、CDの楽曲をSDカードに録音して保存すれば、持ち運びがしやすくなります。SDカードに保存した音楽は、パソコンやポータブル音楽プレーヤー、カーナビなど、さまざまなデバイスで自由に再生できるのも大きなメリットです。
本記事では、パソコンあり・パソコンなしでCDからSDカードに録音する方法を合計5つ紹介します。
パソコンありでCDからSDカードに録音する方法・1選
CDの音楽をSDカードに保存したい場合、パソコンを使う方法が最も手軽でおすすめです。無料のCDリッピングソフトを使えば、特別な知識がなくてもCDの音楽をデータ化し、SDカードに簡単に保存できます。
Windows OSでは「Windows Media Player」、Mac OSでは「iTunes(現在はMusicアプリ)」といった無料で使えるCDリッピングソフトが標準搭載されています。これらのソフトを使ってCDの音楽をMP3やAAC形式に高音質で変換すれば、SDカードに保存して車内オーディオやポータブルデバイスで快適に再生できます。
以下では、Windows Media Playerを例に、具体的な手順を解説します。
1. パソコンの光学ドライブに音楽CDを挿入します。CDドライブが内蔵されていない場合は、外付けドライブを用意してください。
2. Windows Media Playerを起動して、メニューから「取り込みの設定」→「形式」を選択し、MP3などの音声形式を設定します。

3. CDのトラック一覧が表示されると、「CDの取り込み」ボタンをクリックして、リッピングを開始します。

4.リッピングが完了すると、音楽ファイルがパソコン内の「ミュージック」フォルダに保存されます。
5. SDカードをパソコンに挿入し、「ミュージック」フォルダ内のリッピングした音楽ファイルを選択して、SDカード内の任意のフォルダへコピーまたは移動します。

パソコンなしでCDからSDカードに録音する方法・4選
パソコンを使わずにCDからSDカードに録音する方法としては、専用の録音機器を利用するのが一般的です。これらの機器を使えば、CDの音楽を直接SDカードに保存できるため、パソコンが使えない環境でも簡単に録音できます。
CDラジカセとは、CDプレーヤー・ラジオ(AM/FM)・カセットデッキなどの再生機能を一体化した音響機器です。製品によっては、CDからSDカードやUSBメモリへ直接録音できる機能を備えたモデルもあります。
基本的な使い方は、CDラジカセに音楽CDをセットし、SDカードをスロットに挿入して録音ボタンを押すだけです。複雑な設定は不要で、簡単な操作でCDの音源をSDカードに保存できるため、初心者の方にもおすすめです。

音質にこだわりたい方には、CDプレーヤー・アンプ・スピーカーを組み合わせた家庭用オーディオ機器であるCDコンポがおすすめです。近年では、CDの音楽をUSBメモリやSDカードに直接録音できるモデルも多く登場しています。
CDコンポはアンプやスピーカーの性能が高く、音源の読み取り精度や音質面で優れているのが特徴です。そのため、CDの音楽をSDカードに録音した場合でも、ノイズが少なく、クリアな音質で保存できる傾向があります。

iPhoneやAndroidスマホ向けのCDレコーダーは、パソコンを使わずに音楽CDの音源をスマホに直接取り込める便利な機器です。代表的な製品には、IODATA社の「CDレコ」やBUFFALO社の「ラクレコ」があります。
CDレコーダー経由で取り込んだ音源はスマホ内で再生・管理でき、必要に応じてSDカードに保存することも可能です。Androidスマホでは、本体にmicroSDカードを挿入して保存できます。iPhoneの場合は、SDカードリーダー(アダプタ)を介して接続する必要があります。

旧型のカーナビの中には、CDの音楽をSDカードに録音できる機能を搭載したモデルがあります。本体に挿入した音楽CDを自動的にSDメモリーカードへ録音し、そのまま再生することが可能です。また、曲名やアーティスト名などの情報を自動取得できます。
ただし、多くのカーナビでは著作権保護の仕組みが採用されており、録音した音源はナビ本体でしか再生できない形式で保存されます。そのため、SDカードをパソコンや他の機器に挿しても、音楽ファイルとして認識されず、再生できないケースが少なくありません。

あわせて読む!Blu-ray・DVDをSDカード/USBにコピーする方法
音楽CDだけでなく、お手持ちのBlu-rayやDVDディスクをSDカードやUSBメモリにコピーしたいと考える方も多いでしょう。
Blu-ray・DVDの映像をデータとして保存しておけば、ディスクの劣化や紛失のリスクを回避できるほか、コンパクトで持ち運びやすく、スマホ・タブレット・カーナビなどさまざまなデバイスで手軽に再生できます。
ここでは、Blu-rayやDVDをSDカードやUSBにコピーする際に便利なソフト「Leawo Blu-ray変換」を紹介します。
「Leawo Blu-ray変換」は、Blu-rayやDVDをMP4、MKV、AVI、MP3、AAC、FLACなど180種類以上の動画・音声形式に変換・保存できる専門ソフトです。オリジナル画質を維持したまま変換できるため、品質を損なうことなく映像を楽しめます。また、トリミングや結合、透かし追加といった編集機能も搭載されており、用途に応じたカスタマイズが可能です。

☉ BD/DVDの動画をMP4、MKV、MP3など180+どう形式に変換可能。
☉ 字幕と音声言語が設定可能
☉ 多彩な動画編集機能による魅力的な動画を出力。
☉ 高速なリッピング変換速度およびいくつかのボーナス機能。
☉実用な使いやすい編集機能を搭載、動画を自由にカスタマイズ!
1. Leawo Blu-ray変換を公式サイトからダウンロードし、パソコンにインストールします。
2.ソフトを起動し、「Blu-ray変換」モジュールを選択します。
3.パソコンにBlu-rayまたはDVDディスクを挿入し、「UHD/BD/DVDを追加」ボタンをクリックしてディスクを読み込みます。

4.出力形式をMP4やMKVなど、再生したいデバイスに適した形式に設定します。必要に応じて、動画編集や音声・字幕の選択も行えます。

5.保存先をSDカードまたはUSBメモリに指定し、「変換」ボタンをクリックすると、Blu-ray/DVDが指定形式で保存されます。

・Blu-ray・DVDをリッピングするガイド動画:
パソコンあり・なしでCDからSDカードに録音する方法の比較表
以下では、前述で紹介した5つの方法を比較し、それぞれの特徴やおすすめポイントを分かりやすくまとめます。
| 方法 | 必要な機器・環境 | 音質 | 操作の手軽さ | 対応フォーマット | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
| PCでCDリッピングソフトを利用 | PC+CDドライブ+SDカード | ◎ 非常に高音質(無劣化可) | ◎ とても簡単 | MP3 / WAV / FLAC / AAC など | ・音質を細かく設定可能 ・曲名/アートワーク自動取得 ・大量のCDを一括変換可能 | ・PC操作が必要 ・CDドライブ非搭載PCでは外付けが必要 | 音質重視・大量のCDをSD化したい人 |
| 録音機能付きCDラジカセ | CDラジカセ+SDカード | △~〇(リアルタイム録音) | ◎ とても簡単 | MP3(固定ビットレートが多い) | ・PC不要で簡単 ・ボタン操作だけで録音可能 | ・録音に再生時間が必要 ・音質設定ができない | 機械が苦手な方・高齢者 |
| 録音機能付きCDコンポ | CDコンポ+SDカード | 〇 比較的良好 | 〇 | MP3 / WAV(機種依存) | ・安定した音質 ・家庭用オーディオ感覚で使える | ・本体が高価 ・設置スペースが必要 | 自宅用オーディオを兼用したい人 |
| スマホ向けCDレコーダー | スマホ+専用CDレコーダー | ◎ 高音質 | ◎ 非常に簡単 | MP3 / AAC(アプリ依存) | ・スマホだけで完結 ・曲管理が直感的 ・持ち運び可能 | ・SDカードに直接保存できない機種あり ・専用アプリ依存 | iPhone/Androidユーザー |
| 旧モデルのカーナビを利用 | CD対応カーナビ+SDカード | △ | △ | MP3(車種依存) | ・追加機器不要 ・車内で完結 | ・対応機種が限定的 ・曲編集不可 | 古いカーナビを活用したい人 |
CDからSDカードに録音する際によくある質問(FAQ)
CDからSDカードに録音する際は、使用するデバイスや利用目的に応じて、適切な音声形式を選ぶことが重要です。音声形式によって音質やファイルサイズ、対応デバイスが異なるため、事前に特徴を把握しておきましょう。以下では、主な音声形式とそれぞれの特徴を紹介します。
・MP3:圧縮形式のためファイルサイズが小さく、保存容量を節約できます。汎用性が非常に高く、ほとんどのデバイスで再生可能なため、車載オーディオやスマホ、パソコンで使いたい場合に最適です。
・WAV:非圧縮形式で、音質を一切劣化させずに保存できます。高音質を重視する方に向いていますが、ファイルサイズが大きいため、SDカードの容量には余裕が必要です。
・FLAC:可逆圧縮形式で、音質を保ったままファイルサイズを抑えられるのが特徴です。音質と容量のバランスを重視したい方におすすめですが、再生できるデバイスが限られる場合があるため、事前に対応状況を確認しましょう。
結論から言うと、日本の著作権法では、個人または家庭内で楽しむ目的で行う「私的複製」は認められています。そのため、自分で購入した音楽CDを録音し、私的に利用する分には問題ありません。
ただし、録音した音源を第三者に配布したり、インターネット上で公開したり、商業目的で利用した場合は、著作権侵害に該当しますので注意が必要です。
まとめ
本記事では、CDからSDカードに録音する方法を合計5つ紹介しました。各方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、利用シーンや目的に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
音質や編集機能を重視する場合はパソコンでのCDリッピング、手軽さを求めるならCDラジカセ、音質重視ならCDコンポやスマホ向けCDレコーダー、車内での利用を考えるならカーナビが適しています。
自分のライフスタイルに合った方法を選び、快適で便利な音楽ライフを楽しんでください。
