DVDは再生できるがブルーレイが再生できない?テレビ・パソコン別の原因や対処法を徹底解説!

近年、Blu-rayで発売されるライブ映像やアニメ、映画が増えてきました。しかし、お手持ちの再生機器で再生すると、「DVDは問題なく再生できるのに、Blu-rayが再生できない」と悩む方が多いのも事実です。

本記事では、テレビ・パソコン別にDVDは再生できるがブルーレイが再生できない場合の原因や対処法を徹底解説していきます。

テレビでDVDは再生できるがブルーレイが再生できない原因や対処法

①Blu-ray非対応のDVDプレイヤーを使っている

DVDプレイヤーやレコーダーを使用している場合、Blu-rayディスクは再生できません。

その理由は、DVDプレイヤーが赤色レーザーを用いてデータを読み取るのに対し、Blu-rayディスクの読み取りには青紫色レーザーが必要だからです。このようなレーザーの波長の違いにより、DVDプレイヤーではBlu-rayディスクのデータを読み取ることができないのです。

対処法:

テレビでBlu-rayを再生するには、Blu-rayプレイヤーやレコーダーのような専用の対応機器を別途購入する必要があります。

なお、Blu-rayプレイヤーには上位互換性があるため、Blu-rayディスクだけでなく、DVDの再生にも対応しています。

②HDMIケーブルを使わずアナログ接続している

Blu-rayディスクは、高画質・高音質の再生および著作権保護技術(HDCP)への対応を実現するため、HDMI接続を前提として設計されています。

一方で、RCAケーブルやVGAケーブルなどのアナログ接続では、Blu-rayの映像や音声が正しく出力されない、あるいはまったく表示されないといった問題が発生することがあります。

対処法:

再生機とテレビの背面に接続されているケーブルが、「HDMI端子」で接続されていることを確認してください。アナログ端子(黄・白・赤のRCAケーブルやD端子など)で接続されている場合は、必ずHDMIケーブルに切り替えましょう。

また、古いHDMIケーブルや低品質なケーブルでは、映像や音声の信号が正しく伝送されない可能性があります。そのため、信頼性の高いHDMIケーブルを使用することで、再生トラブルを未然に防ぐことができます。

③リージョンコードが一致していない

Blu-rayディスクには、地域ごとに制限をかける「リージョンコード」が設定されており、再生機器のリージョンコードと一致しない場合は、ディスクを再生することができません。

たとえば、日本で販売されているBlu-rayプレイヤーは「リージョンA」に対応していますが、ヨーロッパで流通している「リージョンB」や、中国で発行された「リージョンC」のディスクは再生できない仕様になっています。

対処法:

リージョンコードの異なるBlu-rayディスクを再生するには、別途、リージョンフリー対応のBlu-rayプレイヤーを用意する必要があります。

また、パソコンであれば、再生ソフトや設定によってリージョンコードを柔軟に切り替えられるため、テレビよりも手軽にBlu-rayを再生できる場合があります。

④ピックアップレンズが劣化している

Blu-rayプレイヤーやレコーダーには、Blu-rayディスクやDVDディスクを読み取るためのピックアップレンズが搭載されています。

Blu-ray用のレンズは、DVD用に比べてさらに高精度が求められるため、ピックアップレンズが汚れていたり、経年劣化していたりすると、Blu-rayディスクだけが読み取れなくなるケースが多く見られます。

対処法:

ブルーレイ対応のレンズクリーナーは、家電量販店などで市販されています。定期的に使用して、ピックアップレンズをメンテナンスすることをおすすめします。なお、DVD/CD用のレンズクリーナーでは対応できないことが多いため、使用には注意が必要です。

また、レンズ自体が劣化している場合には、修理またはプレイヤーの買い替えを検討しましょう。特に古い機種の場合は、修理費用が高額になるケースもあるため、新しいBlu-rayプレイヤーを購入した方が結果的に経済的な選択になることもあります。

パソコンでDVDは再生できるがブルーレイが再生できない原因や対処法

①再生ソフトがBlu-rayの再生に対応していない

パソコンでDVDは問題なく再生できるのに、Blu-rayディスクだけがまったく再生できない──このようなトラブルの大きな原因のひとつが、お使いの再生ソフトの非対応です。

DVDビデオは、WindowsやmacOSに標準搭載されているアプリや、「VLC media player」などの無料再生ソフトがあらかじめインストールされていることが多いため、特別な設定をしなくても再生可能です。

一方でBlu-rayディスクは、著作権保護技術(AACSなど)の関係から、専用の再生ソフトを別途導入しなければ再生できません。

対処法:

無料で使えるおすすめの再生ソフトとして、「Leawo Blu-ray Player」があります。

Leawo Blu-ray Player」は、Blu-rayディスクはもちろん、DVD、ISOファイル、その他さまざまな動画形式に対応しており、完全無料で再生可能です。WindowsとmacOSの両方に対応しており、AACSやBD+などのコピーガードが施された市販のBlu-rayディスクも再生できます。さらに、高画質再生はもちろん、音声設定の細かな調整や字幕のカスタマイズ表示など、充実した機能が揃っているのも大きな魅力です。

Leawo Blu-ray Player

☉ Windows/MacでBlu-ray/DVD/ISO/4K・HD動画/音楽を無料再生。

☉ 映画館並みの映像空間を創出、最高の映像体験を提供。

もっとほかの実用的な追加機能

Blu-ray/DVDをリージョンフリー再生

ユーザー向けの個性的な再生コントロール

Leawo Blu-ray Playerのガイド動画:

②パソコンの光学ドライブがBlu-rayに非対応

パソコンに搭載されている光学ドライブがBlu-rayディスクに対応していない場合、ディスクを読み取ることはできません。

特に、一部のノートパソコンやデスクトップパソコンにはDVD専用のドライブが搭載されていることがあり、その場合はBlu-rayディスクを再生するためにBlu-ray対応のドライブを別途用意する必要があります。

対処法:

まずは、お使いのパソコンに搭載されている光学ドライブがBlu-ray対応かどうかを確認しましょう。

もし搭載されているドライブがDVD専用の場合は、Blu-ray対応の外付けドライブを別途購入し、パソコンに接続する必要があります。多くの外付けドライブはUSB接続に対応しており、簡単に使用できるうえ、価格も比較的手頃なものが多いです。

③光学ドライブは部分的に劣化している

DVDとBlu-rayは、同じBlu-rayドライブで再生可能ですが、Blu-rayの読み取りにはより高精度なレーザー制御が必要なため、レンズの汚れや機械部分の経年劣化の影響を受けやすくなっています。

特に、ドライブの使用期間が長い場合や頻繁にディスクの出し入れを繰り返すと、ホコリや煙、油分などがピックアップレンズに付着し、Blu-rayディスクの微細なピットが読み取りにくくなることがあります。

対処法:

市販のレンズクリーナーを使ってピックアップレンズを清掃することで、汚れによる読み取りエラーが改善される場合があります。

レンズの劣化が進んでいる場合は、修理やドライブの買い替えを検討することをおすすめします。

まとめ

本記事では、DVDは再生できるのにBlu-rayが再生できないという状況について、テレビとパソコンそれぞれの原因と対処法をご紹介しました。ご紹介したポイントを一つひとつ確認・見直すことで、快適なBlu-ray再生環境を取り戻すことができるはずです。

また、パソコンでBlu-rayを再生する場合は、AACSやBD+などのコピーガードが施された市販のBlu-rayディスクにも対応している完全無料の再生ソフト「Leawo Blu-ray Player」の利用がおすすめです。ぜひ活用してみてください。

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